内視鏡検査、胃カメラと聞いて皆さんはどう思われますか?
  経験のない方は「恐ろしい検査なのだろう・・・・・・・。」と先入観を持たれているかも知れません。しかし、きっと内視鏡検査の経験のある方はたいした検査ではないとお思いになることでしょう。
  そうです。今や内視鏡検査は恐ろしい検査ではありません。 内視鏡検査はフィルムの入ったまさに「カメラ」を飲み込んで写真を撮っていた時代からファイバースコープを経て今やほとんどが電子スコープで、舌根を刺激しないので嚥下反射がない経鼻内視鏡も登場しました。
  内視鏡検査が「痛い」「苦しい」ものだと思われているのは、かって胃カメラを飲み込んでいた時代の名残なのです。 もちろん、個人差や緊張の度合いによって多少の差はあるでしょう。太いうどんを飲み込むくらい・・・・・・・と申し上げては少々オーバーでしょうか・・・・・・・、でも、実際やってみるとむしろあっけないくらいかも知れません。
 当院では専用の洗浄器で消毒した清潔な内視鏡を用いた「辛くない」「痛くない」検査を心がけております。オエッとなる嚥下反射のない鼻から入れる内視鏡も可能ですし、口から入れる内視鏡でも安定剤を使用してリラックスして検査を受けていただけるようにしております。外来でお気軽にご相談下さい。
当院は昭和45年開業の(旧)浜崎外科胃腸科医院を平成15年に引き継ぎました。医療機器は可能なかぎり最新のものを設備しています。 上部内視鏡検査は最新の『洗浄機』を導入し、感染の心配の無い、消毒した清潔な内視鏡で 安心して検査を受けて頂いております。その他、レントゲン検査、腹部超音波検査、心電図、長時間心電図を導入。お待たせせずに『痛くない』『辛くない』検査を心がけております。
  また、『眼科』『歯科』が隣接されておりますので、健康について総合的なご診察、ご相談も可能です。

 胃カメラは食道、胃、十二指腸の器質的疾患を見つけることが大きな目的です。
  とくに小さな病変を早期に発見することは極めて重要なことです。
 林医院では粘膜表面の色調変化や構造をより鮮明に、より精細に観察するため「ハイビジョン」による内視鏡観察を実施しております。
 さらに、「狭帯域光」という血液中のヘモグロビンが吸収しやすい特殊な光を照らして胃カメラの観察を行うことによって、血管からの栄養補給を必要とするような「がん」などの病変粘膜がより鮮明に観察できるNarrow Band Imaging(NBI)「狭帯域光観察」を採用しています。  「狭帯域光観察」によって、毛細血管の構造がよりくわしく鮮明に観察できるため、通 常光による観察では見つかりにくい「がん」などの早期病変の発見に非常に有用です。
 「狭帯域光観察」では色素による染色を行わないので患者さんの身体的な負担もございません。